バビロンがDeFi機能を強化、「Trustless Bitcoin Vaults」導入 | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)

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バビロンがDeFi機能を強化、「Trustless Bitcoin Vaults」導入

  • バビロンは、中央集権的な管理者を介さずにビットコインを預け入れられる「Trustless Bitcoin Vaults」を発表した。
  • この機能は、ビットコインブロックチェーン上でスマートコントラクトを実現するフレームワーク「BitVM」の最新版である「BitVM3」を活用する。
  • ビットコインを担保にしたレンディング、ステーブルコイン発行、同社プロトコルでのステーキングなどが可能になるという。

ビットコイン(BTC)関連プロジェクトのバビロン(Babylon)は、その50億ドル規模のステーキングプロトコルにおいて、DeFi(分散型金融)体験を提供する新たな一歩を踏み出した。

「Trustless Bitcoin Vaults」は、ビットコイン保有者が中央集権的な管理者に依存せずビットコインを預け入れられる仕組み。詳細は、バビロンが6日に公表したホワイトペーパーに記されている。

DeFiにおける「trustless vaults」とは、デジタル資産の管理・保管において、中央集権的な管理者や仲介者を信頼する必要をなくし、スマートコントラクトによってセキュリティやルールを実現する形態をいう。

バビロンは、この新たな仕組みによって、ビットコインを担保にしたレンディング、ステーブルコイン発行、さらには同社プロトコルでのステーキングが可能になると説明している。ユーザーはビットコインをプルーフ・オブ・ステーク(PoS)ネットワークの運用支援のためにステーキングし、その見返りとしてネイティブトークン「BABY」を受け取ることができる。

今回の開発は、ビットコインが持つ莫大な価値を活用して、他のブロックチェーンでのDeFiを促進しようとする動きの一環だ。

暗号資産市場の時価総額の60%以上を占めるビットコインは、他のすべての暗号資産の合計よりも価値が高く、既存のいかなる暗号資産よりも強力なDeFiの「燃料源」になる可能性を秘めている。

現在、ビットコインを外部ブロックチェーンで利用する「ブリッジ」は中央集権的な第三者に依存している。また、ビットコインのスクリプト言語は、スマートコントラクトをサポートしていない(開発者による試みはある)。これが、トラストレスなブリッジ構築を難しくしている要因となっている。

バビロンはこの課題を解決するために、オンチェーン・ボールトを提供する。保管されたビットコインは外部ブロックチェーン上の特定スマートコントラクトに紐付けらることができる。

この仕組みは、ビットコイン上でスマートコントラクトを可能にするフレームワーク「BitVM」の最新版「BitVM3」を活用する。BitVM3は、先行版に比べて効率性を高める設計となっており、計算の大部分をオフチェーンで処理する。

バビロンによると、Trustless Bitcoin Vaultsは「プログラム可能で、特定のスマートコントラクトをゼロ知識証明を使って、ビットコインブロックチェーン上で検証できた場合にのみ出金が許可される」という。

「適切なビットコインスクリプトを組み合わせることで、関係者間の相互信頼の必要性を取り除くことができる」

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