* 米国上場のイーサリアム現物ETFは8月11日、1日あたりの資金流入額が初めて10億ドルを超えた。* これまでの最高額は7月17日に記録した7億2674万ドルで、これを大きく上回った。* 累計流入額は108.3億ドル、運用資産残高は257.1億ドル。米国上場のイーサリアム(ETH)現物ETF(上場投資信託)は8月11日、1日あたりの資金流入学が初めて10億ドル(1480億円)を超えた。イーサリアム価格も3年半ぶりの高値を付けた。9本のイーサリアム現物ETFへの合計資金流入額はSoSoValueのデータによると、これまでの最高額である7月17日の7億2674万ドルを大きく上回った。ブラックロック(BlackRock)の「ETHA」が最も多く、約6億4000万ドル弱の資金流入、次いでフィデリティ(Fidelity)の「FETH」が2億7690万ドルで続いた。累計流入額は108億3000万ドル、運用資産残高は257億1000万ドルに達した(イーサリアムの時価総額の4.77%に相当)。CoinDeskのデータによると、イーサリアムは11日、4358ドルまで上昇。2021年12月以来の高値となった。イーサリアムの上昇は、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに踏み切るとの期待を裏付ける経済指標を受け、リスク資産が魅力が高まったことが背景にある。CMEのFedWatchによると、9月に0.25ベーシスポイントの利下げが行われる確率は約84%となっている。さらに、米証券取引委員会(SEC)がリップル(Ripple)に対する訴訟をついに取り下げたこともアルトコイン市場を後押しした。
イーサリアムETF、1日の資金流入額が初の10億ドル超え | CoinDesk JAPAN(コインデスク・ジャパン)
米国上場のイーサリアム(ETH)現物ETF(上場投資信託)は8月11日、1日あたりの資金流入学が初めて10億ドル(1480億円)を超えた。イーサリアム価格も3年半ぶりの高値を付けた。
9本のイーサリアム現物ETFへの合計資金流入額はSoSoValueのデータによると、これまでの最高額である7月17日の7億2674万ドルを大きく上回った。
ブラックロック(BlackRock)の「ETHA」が最も多く、約6億4000万ドル弱の資金流入、次いでフィデリティ(Fidelity)の「FETH」が2億7690万ドルで続いた。累計流入額は108億3000万ドル、運用資産残高は257億1000万ドルに達した(イーサリアムの時価総額の4.77%に相当)。
CoinDeskのデータによると、イーサリアムは11日、4358ドルまで上昇。2021年12月以来の高値となった。
イーサリアムの上昇は、米連邦準備制度理事会(FRB)が利下げに踏み切るとの期待を裏付ける経済指標を受け、リスク資産が魅力が高まったことが背景にある。CMEのFedWatchによると、9月に0.25ベーシスポイントの利下げが行われる確率は約84%となっている。
さらに、米証券取引委員会(SEC)がリップル(Ripple)に対する訴訟をついに取り下げたこともアルトコイン市場を後押しした。